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河文から引き継いでいるもの ---THE KAWABUN NAGOYA---

河文から引き継いでいるもの

THE KAWABUN NAGOYAが、
「料亭 河文の敷地で、”カワブン”の名前をお借りして㈱Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)で運営」
していることが3年目にしてようやく周知して頂けるようになって来ました。

logo.gif

私たちPlan・Do・Seeは、元々リノベーション(既存の建物に大規模な改修工事を行い、
用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること)
を得意としている会社なのですが、THE KAWABUN NAGOYAは新築の建物での運営をしています。

クリップボード06

元々あった河文の「那古野の間」と「宿泊棟」を更地にして、
一部使える建材を利用して立てた建物が、今現在のTHE KAWABUN NAGOYAなのです。


では、当館の中で河文から引き継いでいるものに何があるか?
超大作になりますが、ご紹介したいと思います。

<其の壱>
カフェ&バースペースからご覧いただける滝

P1020796.jpg

滝自体は新たに作ったものですが、
この大きな石が那古野の間の”靴脱ぎ石”だったのです。

P1020802.jpg

石を縦に使って蘇らせています。


<其の弐>
回廊の瓦屋根

P1020859.jpg P1020885.jpg

大広間の屋根瓦だったものの内、
息の長い元気な瓦を今は回廊の瓦として使用しています。


<其の参>
銅板の屋根

P1020861.jpg P1020862.jpg

THE KAWABUN NAGOYAの屋根に使用しています。

現在の河文さんの屋根も銅板屋根なので、上から見下ろすと建物の境が分からないという方も

P1020858.jpg

元々あった建物の屋根の下に銅板が使われていました。
THE KAWABUN NAGOYAの屋根には、古い銅板と新しいものとMIXして使用しています。

P10208822.jpg

良いあんばいに組み込まれている為、どれが古いもので、どれが新しいものかは分からなくなっています。

<其の四>
手水鉢(ちょうずばち)

P1020848.jpg 

那古野の間の中庭にあった手水鉢です。

河文のおかみさんや、専務曰く、大広間から眺めておられた頃は、
「小さな手水鉢だ」と思って見ておられたそうです。
THE KAWABUN NAGOYAの中庭に置いて見ると、こんなに「大きかったんだ」と驚いたそうです。


<其の五>
灯篭(とうろう)

P1020856.jpg

こちらも那古野の間の中庭にあったもの

庭1

現在は火袋を手直しし、中で間接照明が灯るようにしています。


<其の六>
吊灯篭(つりとうろう)

P1020801.jpg

こちらは<其の五>の灯篭の横に置いてあったという吊灯篭です。
河文の先代のおかみさんがどこからか持って来られたものだそうです。

P1020800.jpg 

現在は、手水鉢、吊灯篭ともに吹き抜けのお庭に置いております。
本来の目的とは違い、照明などのコードを隠すように中庭で使っておられたのだとか。


<其の七>
譲葉(ゆずりは)の木

P1010915.jpg 

河文のおかみさんから残して欲しい!と強くご希望を頂いていたもの。

現在、Plan・Do・Seeでお手伝いをさせて頂いている船津屋のご主人が
20歳に成人されたときに先代のおかみさんと、現在の会長さんが記念に植えられた木です。

P1010917.jpg

現在 樹齢20数年

P1020792.jpg

現在は、私たちのオフィス棟であり、ブライダルサロンでもある
THE KAWABUN'S ATELIER(ザ カワブンズ アトリエ)の前に植えられています。

yuzuri_5.jpg yuzuri_1.jpg

ゆずり葉の木は、前年の葉がそれに譲るように落葉することから
その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、
正月の飾りや庭木に使われる木です。

河文では、当主がお生まれになられたり、成人されると記念樹としてお庭に木を植えられているのだそうです。
今までにも高野槙(こうやまき)やヒマラヤ杉など、代々の当主さんの木があったそうです。

0226 (1)

たくさんの木が公園に寄贈されたり、移動したりした中で譲葉の木を何とか残して欲しい!という
思いを叶えてさしあげられて私たちも嬉しく思っております。


<其の八>
欄間(らんま)

P1020820.jpg P1020821.jpg

3Fのアンテルーム前の格子に欄間を使用しています。
分かり辛い場所ですが、密かに想いをこめています。


<其の九>
障子(しょうじ) 

0226 (66) 

那古野の間にあった障子を、THE KAWABUN NAGOYAの2F「Kiri no Ma」で使用しています。

P1020804.jpg

尺(しゃく)とcm(センチ)で立てられた建物では、どうしても長さの違いが出て
既存物の応用が難しい中、設計士さんの腕が光った1コマです。 

P1020806.jpg

「もっとたくさん既存物を使用したかった。」
OPEN当初にデザイナーさん、設計士さんから伺ったことがあります。
「古き良きものを大切に紡いで行きたい。」
私たちの想いとは裏腹に、どうしてもうまく活用できなかった思い出の品々がたくさんあります。

数少ない歴史の一頁をTHE KAWABUN NAGOYAにいらした際に、是非ご覧になってみてください。
http://www.thekawabunnagoya.com/

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テーマ : 歴史雑学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

2010/08/06 19:35 | PR  TOP

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